株式会社駅探
 

株主・投資家の皆様へ

株主の皆様におかれましては、常日頃から当社グループの事業へのご理解とご支援を賜り、誠に有難うございます。

また、新型コロナウイルスに罹患された皆さま、および関係者の皆さま、影響を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。一日も早い収束を願うとともに、感染の早期終息を祈念いたします。

当社では、新しい経営陣が発足した昨年6月29日を「第二の創業日」と位置づけ、企業価値の向上や、旧体制における組織運営の課題解決に取り組んでまいりました。

昨年8月には、新事業方針「From the Stations~駅から始めよう~」を発表し、この方針に基づき、事業展開、各種提携を積極的に進めております。今年4月には、AI・機械学習を活用したインターネット広告配信・運用を行うアドテクノロジー企業の株式会社サークアの100%株式を取得し、完全子会社化としております。以下、中期経営計画にもあります通り、当社グループが更なる成長を実現するための重要な事業会社を当社グループに迎え入れたという認識でおります。

当社の事業を取り巻く環境要素として、最も大きな影響を与えているのが、新型コロナウイルス感染症であり、人々の移動は大幅に制限されております。移動サポートを行う当社サービスにも甚大な影響を与えており、今後に関しても予断を許さない状況です。 新型コロナウイルス感染症蔓延に伴う人々の行動変化は顕著であり、コロナ収束後も以下のような事象については継続・定着するように推測します。
・テレワーク環境の整備による働き方の多様化
・大都市への一極集中から地方分散、居住地域・最寄り駅を中心とした消費活動拡大
・外出制限に伴う、バーチャルな移動体験やECの利用ニーズの高まり

この度、今年5月に向こう3年間の中期経営計画を発表いたしましたが、これら社会トレンドに対応して、当社の事業方向性を示したものとなっております。

中期経営計画の方針は、「Stations」を基軸に、「地域の生活者のニーズ」と「地域の事業者の提供サービス」とを結びつけていく地域マーケティングプラットフォームを構築・展開し、地域事業者への広告・販促、EC・MaaS等のマーケティング活動を支援することです。

中期経営計画の具体的内容は以下となります。

  1. ①駅探ドットコム上に、DMO(観光地域作りを行う法人)・鉄道会社・地方公共団体・各種メディア等と提携して、特定の分野に特化したバーティカルメディアと地域メディアを展開し、各種売上(会員登録、送客支援、資料請求、EC手数料、地域事業者からの利用料など)を獲得
  2. ②地域軸で、リアル・ウェブ広告媒体と提携しネットワーク化し、サークアの広告配信技術を用いて広告配信を行い収益拡大し、この駅探ドットコムを中心とした地域軸でのリアル・ウェブ広告媒体ネットワークを利用する広告代理店もしくは、ネットワークの一翼を担うリアル・ウェブ広告媒体のM&Aにより、更なる収益拡大を図る。
  3. ③この広告配信における広告パフォーマンスを高める、ターゲティング精度を、駅探データ&事業・資本提携先データ、つまり地域軸でのリアル・ウェブ広告媒体ネットワークを用いて高める仕組みを構築しブラッシュアップする。

中期経営計画の遂行により、当社グループは、従来の乗り換え案内の事業会社から脱皮し、既存の事業資産を最大限に活用し、新しい社会環境に求められる多様なサービスを提供する地域マーケティングプラットフォーム事業者に変貌することを目指してまいります。

当社グループのサービスにつき、これからも変わらぬご愛顧をいただき、さらに今後の当社グループの進化・成長をご期待いただきたく、よろしくお願い申し上げます。

2021年6月28日
株式会社 駅探
代表取締役社長
金田直之